なぜ通訳希望者に俳句を?
通訳道場では参加者のみなさんに日本語・英語のの古典と呼べる口承文芸の暗誦をおすすめしています。
特におすすめしているのは俳句。なぜ?
だって、よくある通訳口調、耐えがたいでしょう?
「~というものが」「しかしながら」「~なのであります」
自分でもあんなふうには話さないのに、通訳の時だけそうなる。
スピーカーも自分の言語ではそんなふうに話したつもりがない。
なら、そんなふうに通訳する理由はありません!
「古池や 蛙飛び込む 水の音」
通訳ふうにしてごらん。podcastでやってみましたけど、おかしいですよ。
こんな語りがまかりとおっているんです。
そんなふうになる理由はふたつ。
通訳道場では許しません。
おすすめは高浜虚子の「俳句の作りよう」