つかの間の子ども時代を半端な英語に費やしたくないなら…
道場ご常連(変な日本語だ)にしてベテランママのT子さん。なにやら頭からいつもと様子の違う湯気を出しています。
「うちのMちゃんが『お母さん、しょうがないから英語行くよ。』って言うんです。」
え?
Mちゃんといえばかわいくてユニーク、なぜか老賢人のような達観がスバらしい。
そんなMちゃんが「しょうがないから英語行く」??
よくあるパターンでした。…小学校で英語が始まった。教えるのは担任の先生とゲストのネイティブスピーカー。一生懸命なのはわかる。でもどちらも「英語を教えるプロ」ではない。彼らに教わってもよくわからない。でも彼らが子どもたちに成績をつける。これは困った、と同級生の多くが近所の児童英語教室に通い始めた。当然彼らの方が学校の授業もわかるようになる。
でもさすがMちゃん、学校の英語はやり過ごしておこうと達観していました。それでも変な成績つけられてはたまりません。だから「しょうがない」。
もしかしたら近所に素敵な先生がいるかもしれない。それならそれでいい。
でもやたらテンション高くて中級レベルなのに英語教アメリカ派信者の先生多いからね。それは我慢したくないでしょ。
そうだ、Mちゃんが小学校英語をサバイバルするためのフレーズをプレゼントしよう。この3つ、割と使えますよ。これのドイツ語版でスイス大丈夫でしたもの。音声つけておきましたのでMちゃん、練習してみてね。Mちゃんってペラペラなんだ、と思われるくらいこの3つ徹底練習するんだよ。こつは「小さい『つ』を言うのではなく代わりに前の音をいっぱいまで言う」こと。ジャックじゃなくてジャークみたいに。
①あらまあ、どうも、ごめんなさい、まあびっくり、きゃあ!
Oh, dear. おうでぃあ
②今何とおっしゃいました?
Pardon? ぱーどぅん
③それは秘密です。
It’s a secret.いーつぁすぃーくうぇとぅ(Tと言えればなお結構)
これでごまかせなくなったら、それはその時だ。