東京大空襲のほかにも空襲はこんなに!1945年8月15日のニューヨークタイムズより
持続可能な未来のための通訳者、冠木友紀子です。
昨日は何の日?
コロナ休校オンライン通訳道場の中高生はさすが、東京大空襲の日と即答しました。
「ほかにも空襲があったところあるのかな?」
「え?」
実は、1945年8月15日の日本降伏を伝えるニューヨークタイムズにこんな空襲のまとめがあります。
日本人が玉音放送に涙していたころ、アメリカではこんな情報が大衆の手に届くとろにあったということです。

東京空襲を6回としたり(小規模なものを含めれば100回以上)、郡山空襲が抜けていたりと不備もみられます。また、人口は書いてあるのに、犠牲者数は書いてありません。被害は焼失面積で測っているようです。
まあ、ご覧ください。

この新聞は広島原爆投下から日本無条件降伏までの1週間余りぶんを、25年前にICUの図書館のマイクロフィッシュから印刷したもの。あのころはインターネットなんてありませんでした。今ではニューヨークタイムズのアーカイブスで読むことができます。
そういえば、親戚が「宇都宮空襲のとき、B29に乗った外人がにやにや笑ってた、その顔が忘れられない」と言ってました。