通訳者も60歳を過ぎると劣化する?

「どうも60歳を過ぎると…」

通訳者探しでご苦労の長かった方に、60歳を過ぎると通訳者のパフォーマンスが落ちる、と伺いました。

なんでも、聴き落とし、訳し落としが多くなる。その訂正に頑固になる。

なるほど。

ちょっとここで気になったのは通訳のアタマの具合でなく、カラダ、特に耳の具合です。

人間は年齢と共に高周波音が聞きづらくなります。低周波の母豊かな日本語にはあまり響かないものの、特に高周波音が響きやすいイギリス(まあ、ほかの英語圏も多少)の英語の聴き取りに大いに影響します。

しかも、人間は聴きとれた音のみ再生し、その地域の共同体の一員として生きていくようにできている。聴き取りが鈍れば発音も不明瞭になる。

ずっと日本という低周波優先地帯で高周波優先の英語の仕事をしているのは耳と口に負担をかけ続けることなんです。

長年続ければなおさらのこと。

多少の不調は加齢でも老化、劣化でもなく、メンテナンスが必要ですよ、のサイン。日本でも英語らしく自然で美しい聴き取りと発音を維持するなら、こちらがおすすめです。

自然で美しい英語発音を自分の声で維持することもできるんですよ。
プロナウンスはこちら。

Pin It on Pinterest