リーズ大学、25年前の宝もの

イギリス北部にあるリーズ大学で英文学を学んでいたのは…なんと25年前のこと。ICUから、そして日本からも初めてのJunior Year Abroad Programme正規の交換留学でした。携帯電話もノートPCもインターネットもない時代。カメラは写ルンですみたいなおもちゃだけ。もちろんメールなんてありません。

なので、こういうことになる。

片づけ本には手紙も捨てるように書いてあるけれど、これは別。

私も同じくらい書いていたはずなのだけれど…少しも忙しいと思わなかった。今やりとりしているメールに比べたら少ないのかもしれませんね。

日本の家族、大学の友人たちからの封書。切手が切り取られているのは寮の友人たちにあげてしまったから。繊細な日本の切手は大人気でした。

ケンブリッジ大学で研究休暇を過ごしていらした西洋古典のK先生と同じ時期に滞英できたのは本当に恵まれたこと。そしてギリシャでも有名なICU名物、西洋古典スタディツアーにイギリスから参加できたのも幸運でした。

リーズ大学の学生どうしの連絡もメモ、カードでした。たとえば「木曜、お昼一緒にいかが?学食の奥のほうにいます。How about having lunch together coming Thursday? Find me in the back of the refectory.」のように。今ならメールでしょうね。

クリスマス、バレンタイン(日本のように女性が男性にチョコを贈るのではなく、友人に友情を感謝する日)にはカード交換で寮の郵便受けはパンク寸前。

LINEいじめなんて???想像もつかない時代。

 卒業までリーズに残ったスペイン、イタリア、シンガポール、マレーシアの友人たち。交換留学が終わって帰国したアメリカ、フランスの友人たち。その後もしばらくやりとりは続きました。それでも名前や住所が変わっていつのまにかやりとりは減ってしまって…。

どうしているかしら。そうだ、FBで探してみよう。

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