プロは英語で「はしゃがない」!
思わず見とれてしいまいました…。ホテルのレストランで采配をふるうチーフウェイターさん(写真ではぼかしてしまいましたが…)
立ち方、「おはようございます」のあいさつの声の張り、お客さんに席を示す手のしぐさ。全身の動きが明確、自然でお茶のお点前のようにきれいです。これぞプロ。
このホテルには海外のお客さんも沢山滞在しています。
おや?彼は「おはようございます」「Good morning.」 のほか余計なおしゃべりはしません。おしゃべりするのはお客さん同士。
彼は笑顔とお点前のようなしぐさできびきびとお客さんを席に案内していく…。
プロだわあ。
どういうわけか日本の方の中には、英語となると張り切って余計なことまで機関銃みたいにしゃべるひとがいます。人の話にまで割り込む人もいます。 わあわあうるさい割にノンバーバルな表現、つまり表情や身のこなし、声のトーンは一気に下品になる。
この傾向、英会話中級者はおろか、B級の通訳者(まもなくサヨナラだろうけど)にまで見受けられます。
なんのコンプレックスでしょう。あるいは学校で「間違ってもいいから発信してみよう」なんてとんでもない阿呆な励まされ方をしたおかげでしょうか。
プロの仕事に自意識過剰なコンプレックスは無用、身体コントロールは必須です。
学びの過程でも「まず静かに聴くこと」「所作を稽古する」機会を持ってほしいものです。
こういうことを言っているから明治の文豪ぽいと言われてしまうんですかねえ。明日から令和ですが。