はじめてのブラックフライデー
ブラックフライデー=収穫感謝祭の次の金曜
いや、もうすごいですね。ネット通販、大手小売りに国境はないようで、日本でもブラックフライデーなんて言うようになりました。よく言われる由来はこんな感じでしょうか。
「収穫感謝祭の次の日がクリスマス準備の買い物の初日。大安売りの書き入れ時でそれまでさっぱり儲からなかったお店も『黒字』になる。」
こんなふうにコンパクトにまとまったのは最近のようですよ。
もっとブラックなアメリカ最初のブラックフライデー
ブラックと言えばブラックマンデーを思い出す方が多いのでは。どうやらその感覚は間違っていないようです。いまわかっている限りでは、1869年9月24日がその日。Jay Gould と Jim Fiskというウォールストリートの腹黒2人が金を買いまくり、値を釣り上げて売り抜けて大儲けしようと企みました。この陰謀を知ったグラント大統領は国庫から金を大放出。相場は暴落して多くの資産家、企業がとんでもない被害を被ったといいます。
その後、いろいろな説が出てきて…木曜から日曜まで4連休したい労働者が病欠しまくるので会社は困るとか…フィラデルフィアが買い物客でごった返しておまわりさんたちがうんざりしたとか…
最近ではイギリスでもアマゾンをはじめアメリカ企業の影響でブラックフライデー=お買い物と定着してきているそう。私がリーズ大学にいたころは影も形もありませんでしたが。
世界初のブラックフライデーは11月ではなく…
11月にブラックフライデーときいて「え?」と思いました。春じゃなくて…?そう、ブラックフライデーはそもそもイエス・キリストが十字架にかけられた日。お買い物どころではありません。忌引きです、喪中です。
1869年のウォールストリートの人たちも十字架にかかった気分だったのではないでしょうか。
こちら、ヒストリーチャンネルのサイトにも詳しい記事がのっています。
What’s the real history of Black Friday?