ボランティアは無賃奉仕ではない
ボランティアは無賃奉仕のような印象がありますが…違います。
volunt- は意志、つまり自らの意志で行う、という意味です。
聖書にはこんなふうに。
”In terra pax hominibus bonae VOLUNTATIS”
地には平和、善き人にあれ
みずからの意志だからこそ、志願兵、という意味にもなるのです。
仕事としてお金を頂くほどでないのでボランティアで…というのは、言い間違い。
「アマチュアだから無料で」という意味は「ボランティア」にはかけらもありません。
自分の意志で行う、という意味ならば、お給料が出ている仕事こそボランティアでなくては。
意志などないのに、時間を切り売りしているとしたら、ボランティアでも仕事でもありません。
暇つぶしの時間泥棒です。職種の問題ではありません。取りくみ方の違いです。
「これは世のため人のためになるからやりたい」という自らの意志と「ぜひやってほしい」という世の意志が近づくと、
仕事としてやりやすいのでしょう。これは普通のお仕事、報酬アリのボランティアとでも呼びましょうか。
ときには、時期尚早を承知で呼びかけてみたい、などということもあります。
もちろん、相手がすでの応じる感性を持っていると直感し、信じてのことです。
そういうときは投資としての、自腹、手弁当ボランティアとなります。
でも、いつまでも手弁当なのは何か課題があるのです。
ときどき交通費さえ受け取るのを拒むボランティアさんを見かけます。
なにも生計に入れなくてもよいのです。次の取り組みに活かせばよいのでは、と思います。
あら、そんなに受け取るのが苦しいなら、えへへへへ、ぜひ、こちらの口座に…