通訳養成、いまのままでいいか…(1月13日)

通訳は特殊技能。
2つ言語が「なんとかしゃべれれば」できるなんてとんでもないことです。
そんなの車で言えば3歳児の無免許運転。

でも、一見奇人変人にしかできないような技能も
深く、細かいステップを設ければ手に届くものになるはず。

手が届かなかったとしても、ステップそのものが豊かな体験になるのでは。

私も老舗の通訳養成機関にお世話になりました。
でも、情報を情報に置き換えることが珍重された時代は過去のもの。
それなら、もう機械ができてしまう。

でも、心をつたえるメッセージは機械では台無し。
人間が機械のマネをしていてはいけません。

そこで、芸術活動や発声という
当然と言えば当然な、新しい次元を加えて
通訳を養成したい、と願っています。

大学では合宿でもしないとその時間がとれないのですが…

年度末の教材はこれ。

ジョブズさんのスピーチは思いがけず素朴でストレート。
禅の空気を感じます。

http://news.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html

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