豪州ワーホリ苦境、真の原因は

お盆休み、私の周りでは
オーストラリアにワーホリに行った
家族が帰省できなくなった!
という話をよく聞きました。


そもそもワーホリのきっかけは
オーストラリアのとってもお高い
最低賃金。
時給24.10豪ドルです。
(1豪ドル約98円)


8時間バイトしたら
ほぼ2万円もらえるって
そりゃ悪くないですよね。



おまけに円安気味で、
今がチャンス!
ついでに語学学校で
英語ペラペラになっちゃおうと
渡航したものの…


大いに計算が狂って
お盆に帰るどころじゃ
ないんだそうです。


ちょっと調べてみると
卵は12個で約600円。
ビールの500ミリ缶は約700円
寝室1つのアパートは都市部で
月22万円程度。


同じように考えた海外からの
労働者もたくさんいて、
希望の仕事にはつけず、
仕方なく見つけたバイトも
シフトは思ったより少なく…


仕方なく語学学校で
受講する講座を
減らして節約している
そうです。


フードドライブで
大いに助かっているとか。


こりゃ大変だ。



でも、目論見通りじゃ
ないからこそ、
大事なことに目を覚ます
チャンスです!


そもそも、
何のためにお金が欲しいのか。
なぜ英語を話したいのか。


逆境に耐える理由は
あるのでしょうか。


ないならないことを認めて
一旦帰国するのも
よいと思います。


何より私が疑問視するのは
時給働き=賃労働。


お金をいただくのは
切り売りした時間に
対してではなく

生み出した価値、
相手の喜びとの交換でしょう。


まあ、大学生が学業のかたわら
バイトをするのは
いい経験になるとは思います…



でも、大人になってから、
時給働きに自分をすり減らしている
気がしてきたら…
新しいチャンスが近づいて
いるかもしれませんよ。


通訳エージェントのなかには
「通訳者は時給働きで当たり前」と
思っているところと、
「商慣習上、時給で表記するけれど
価値の交換を意識している」
ところがあります。


この違い、見分けるのはカンタンです!


それは次回お伝えしますね。


えー、「やるやる詐欺」になると
まずいんですが…


9月以降、
短期集中の通訳トレーニングや
笑って身につく英語講座など
気軽に試していただける
講座を開きます。


大人にテスト勉強の
戦闘態勢アタマは
いりません!!
もっといい方法があります。


それをバッチリお伝えしますね。


猛暑だ、夕立だと穏やかじゃ
ありませんが、
くれぐれもご自愛ください。


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